街や地図に残る仕事に魅力を感じて
大学生活を県外で過ごす中で、改めて地元の住みやすさや人柄の良さに気づいたことで、諏訪地域合同就職説明会などに参加し、長野県での就職を決めました。昔から何かを作ることが好きで、ものづくりに関わる仕事がしたいと考えていました。その中でまったく知識のない建設業を選んだ理由は、住宅や工場・ビルなど自分が関わる仕事が、街や地図に残るスケールの大きさに魅力を感じたからです。また、高校・大学と同じ野球部で過ごした友人の紹介もあり、地元では100年企業として長く愛されている山岸建設を選びました。
会社の利益を左右する重要な“積算”
建設工事に必要な材料や作業員の人件費など、総合的な工事費を算出する、積算という業務を担当しています。具体的には、設計の内容を示す図面や書類を正確に読み解いて、材料や数量を算出し、仮設工事費や作業に必要な電気代など、工事にかかるすべての諸経費を洗い出す仕事です。また、材料を扱う業者や設備工事を請け負う業者と工事費を価格交渉し、お互いにより多くの利益が得られるようにすることも重要な業務のひとつです。小さなミスが大きな金額のズレにつながり、受注の成否や会社の利益に影響を与えてしまうこともあるため、常に責任と緊張感を持って仕事をしています。
年齢や立場に関係なく、風通しの良い職場
20代から60代まで幅広い年代の社員が在籍していますが、年齢や立場に関係なく、フランクに話せる風通しの良い職場です。歳の離れた上司たちと話をするときは少し緊張しますが、分からないことは丁寧に教えてもらえるため、安心して業務に取り組むことができます。社員のほとんどが日中それぞれの現場に出ているため、普段は顔を合わせる機会が少ない方もいますが、社内行事も活発で多くの社員が参加しています。今年の夏は甲子園の日帰り観戦に行き、交流を深めました。
就活生へのメッセージ
Message
改めて「自分とは?」と、問いかけてみてください。どんなことをしたら元気が出て、どんな時に落ち込みやすいのか、自分を分析してみてください。相談も大切ですが、自分のことを一番理解できるのはあなた自身です。自分自身を理解していることで、前向きに就職活動ができると思います。また、残り少ない学生生活の中で何事も挑戦してみてください。大小関わらずやりたいと思ったことはやってみる事が大切です。誰かに怒られることを失敗と捉えず「経験」として人生を豊かにしてください。すべての経験が武器になるはずです。