普段はどういったお仕事をされていますか
表面処理業界に関しての商社営業として、お客様と薬品メーカー、部品メーカーをつなぐ役割を務めています。お客様の理想像とメーカーさんの理想像を結び付け、作り上げるというのはモノづくりの観点と同じです。薬品を売るだけでなく、工場内の設備やラインもレイアウトから考え、装置組み立ても行います。使いやすさや動きやすさを、よりよくする方向を考えながら、現場監督のような仕事もしています。営業に行ってお客様とお話をするのにやりがいを感じています。
今の仕事でやりがいや大変なことを教えてください
「商社」という響きがかっこいいと思い入ってみると、やりがいも十分あり、またその分の責任も十二分にありますが、今は、商社=「かっこいい」の構図はなくなりました。商社=周りをよくできるよう提案する、コーディネーターのイメージとなり、大変ですが楽しい仕事です。専門商社的な意味合いが強く、薬品のレベルも上がっていきますので、分からないところは人に頼りながら、日々勉強が必要です。お客様やメーカーさんとのつながりが深くなっていきますので、助けてもらったり、任せてもらったりする毎日です。会社が頼ってくれているということを実感して、充実感を感じています。
学生時代から社会人になって思うことを教えてください学生時代にアルバイトをしていたときは、仕事をやらされている感が強かったような気がします。今、仕事を続けていられるのは、まわりの環境や会社での居心地、何より、仕事を楽しめるかが大切だと実感しています。営業として重要なのは「人と人との関係」です。常に、自分自身の感情をコントロールし、クライアントに向き合わなければなりません。しっかり笑えてモチベーションを上げたいときは、営業車の中で大声を出してリフレッシュしています。
就活生のみなさんへ
Message
面接で「何をしてきましたか」「何の資格をとりましたか」などとよく聞かれますが、それらに上手に答えようとするよりも、自分の好きなことや趣味などを楽しそうに語れる、自信を持って自分を説明できる人の方が好感を持たれます。知らない分野だからと選択肢からはずさないでください。その職業の知識や能力がなければいけないという固定概念は捨ててください。入社してから、みなさんに仕事ができるようになってもらうのも我々の仕事です。